“道祖神”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうそじん42.1%
さえのかみ26.3%
だうそじん15.8%
さいのかみ10.5%
だうろくじん5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思わず二人いっしょに口にだして、喜左衛門と鍛冶富、小走りに足を早めようとすると! 畑のまえの路ばたに道祖神どうそじんの石がある。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
道祖神さえのかみ勧進かんじんと称して木竹わらを集めあるき、少し出し惜しみをするとすぐに悪口をする。そういう悪太郎が仲間では、幅をきかしていた土地もまれでない。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
あるいてとほ旅人たびびと無事ぶじいのるためには、道祖神だうそじんまつりました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
お稲荷様とか道祖神さいのかみとかを祭ると同じ様に、幸福を祈る外に深い意味はないのであろうが、これを手長と云い、足長と云い、或いは八握脛・長髄明神などというところに
手長と足長:土蜘蛛研究 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
渠等かれらつう原則げんそくまもりて俗物ぞくぶつ斥罵せきばするにもかかはらず。)然しながら縦令たとひ俗物ぞくぶつ渇仰かつがうせらる〻といへども路傍みちばた道祖神だうろくじんの如く渇仰かつがうせらる〻にあらす
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)