“神道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんとう55.6%
しんだう22.2%
しんどう11.1%
シンドー11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しこうして徳川時代における偏理的儒教は、早くも神道しんとうと抱合し、尊王賤覇せんぱ、大義名分、倒幕復古、祭政一致の理想を聯亙れんこうするに到れり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
神道しんだう徳次は小貝川のそば飯岡いひをかの助五郎、笹川の繁蔵、銚子てうしの五郎蔵と、数へ立つたら、指がくたびれる程だ。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
而して翌朝到頭息を引取った。彼女は十六であった。彼女の家は、神道しんどう禊教みそぎきょうの信徒で、葬式も神道であった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
京都のN神社の宮司をしている社家しゃけ華族からきたひとで、柚子の祖母は先帝のおひと、伯母は二人とも典侍に上っているという神道シンドーイズムのパリパリで、柚子の家の神棚には
春雪 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)