“無数”の読み方と例文
旧字:無數
読み方割合
むすう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桜(さくら)の幹(みき)から、校舎(こうしゃ)の窓(まど)に張(は)り渡(わた)してある綱(つな)には、無数(むすう)の日(ひ)の丸(まる)の旗(はた)や、満洲国(まんしゅうこく)の旗(はた)や、中華民国(ちゅうかみんこく)の旗(はた)などが、つるしてあった。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)
現在(げんざい)欧米(おうべい)の出版界(しゅっぱんかい)には、斯(こ)う言(い)った作品(さくひん)が無数(むすう)に現(あら)われて居(お)りますが、本邦(ほんぽう)では、翻訳書(ほんやくしょ)以外(いがい)にはあまり類例(るいれい)がありません。
と、熊蔵が、用意(ようい)の松明(たいまつ)を持たせて中にすすむと、清水にぬれて海獣(かいじゅう)の肌(はだ)のようにヌルヌルした岩壁(がんぺき)を、無数(むすう)の沢蟹(さわがに)が走りまわったのに、ハッとした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)