“幸作”の読み方と例文
読み方割合
こうさく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、わずかがたつとお正月しょうがつになりました。けれどひともの幸作こうさくのところへは、あまりたずねてくるきゃくもなかったのです。
金銀小判 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ひともの幸作こうさくは、うちなかはな相手あいてもなくそのらしていました。北国きたぐには十二がつにもなると、しろゆきもります。
金銀小判 (新字新仮名) / 小川未明(著)
両替りょうがえ両替りょうがえ小判こばん両替りょうがえ。」といいながら、こっちにあるいてきました。やがて、幸作こうさくうち戸口とぐちで、げたについたゆきをはらうちいさな足音あしおとがしました。
金銀小判 (新字新仮名) / 小川未明(著)