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幸甚
ふりがな文庫
“幸甚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうじん
66.7%
かうじん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうじん
(逆引き)
ならびに貴門に至る道筋の略図などをお示し下さらば
幸甚
(
こうじん
)
に存じます、と私も異様に緊張して書き送ってやったのである。
佳日
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
今日学務においてもっとも大切なることなれば、いささか余が所見を
述
(
のぶ
)
ること左の如し。各地方小学教師のために備考の一助ともならば
幸甚
(
こうじん
)
のみ。
小学教育の事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
幸甚(こうじん)の例文をもっと
(8作品)
見る
かうじん
(逆引き)
但
(
ただし
)
この遺精の語義、果して当代に用ふる所のものと同じきや否やを
詳
(
つまびらか
)
にせず。識者の
示教
(
しけう
)
を得ば
幸甚
(
かうじん
)
なり。(四月十六日)
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
露西亜
(
ロシア
)
の作家にオシツプ・デイモフと云ふものあり。チエホフが短篇「
蝗
(
いなご
)
」の主人公と同名なりしと覚ゆ。デイモフはその名を借りて雅号となせるにや。博覧の士の
示教
(
しけう
)
を得れば
幸甚
(
かうじん
)
なり。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
幸甚(かうじん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“幸甚”の意味
《名詞》
幸甚(こうじん)
非常に幸運であること。
相手の行為に対して、強い感謝の念を抱いていること。
(出典:Wiktionary)
幸
常用漢字
小3
部首:⼲
8画
甚
常用漢字
中学
部首:⽢
9画
“幸”で始まる語句
幸
幸福
幸先
幸運
幸手
幸福者
幸子
幸若
幸吉
幸村
“幸甚”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
谷崎潤一郎
太宰治
芥川竜之介
永井荷風
岡本綺堂