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撓々
ふりがな文庫
“撓々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たよたよ
28.6%
たわ/\
28.6%
たよ/\
14.3%
たわたわ
14.3%
たわわ
14.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たよたよ
(逆引き)
「
哥太寛
(
こたいかん
)
も
餞別
(
せんべつ
)
しました、金銀づくりの
脇差
(
わきざし
)
を、片手に、」と、
肱
(
ひじ
)
を張つたが、
撓々
(
たよたよ
)
と成つて、
紫
(
むらさき
)
の
切
(
きれ
)
も乱るゝまゝに、
弛
(
ゆる
)
き博多の
伊達巻
(
だてまき
)
へ。
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
撓々(たよたよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
たわ/\
(逆引き)
その枝も葉も今
將
(
まさ
)
に水に入らんとするほど重げに
撓々
(
たわ/\
)
に湖面に蔽ひかぶさつてゐるところや、藻の花が處々に
簇
(
む
)
れ咲いたり
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
撓々(たわ/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
たよ/\
(逆引き)
「
哥太寛
(
こたいくわん
)
も
餞別
(
せんべつ
)
しました、
金銀
(
きんぎん
)
づくりの
脇差
(
わきざし
)
を、
片手
(
かたて
)
に、」と、
肱
(
ひぢ
)
を
張
(
は
)
つたが、
撓々
(
たよ/\
)
と
成
(
な
)
つて、
紫
(
むらさき
)
の
切
(
きれ
)
も
亂
(
みだ
)
るゝまゝに、
弛
(
ゆる
)
き
博多
(
はかた
)
の
伊達卷
(
だてまき
)
へ。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
撓々(たよ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
たわたわ
(逆引き)
突然
(
いきなり
)
、
爺様
(
じいさん
)
の背中へ
掴
(
つか
)
まると、手水鉢の
傍
(
わき
)
に、南天の実の
撓々
(
たわたわ
)
と、霜に伏さった冷い
緋鹿子
(
ひがのこ
)
、
真白
(
まっしろ
)
な
小腕
(
こがいな
)
で、どんつくの肩をたたくじゃないか。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
撓々(たわたわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
たわわ
(逆引き)
李
(
すもも
)
でも色づかぬ
中
(
うち
)
は、実際
苺
(
いちご
)
と聞けば、
小蕪
(
こかぶ
)
のように
干乾
(
ひから
)
びた青い葉を束ねて売る、黄色な実だ、と思っている、こうした雪国では、
蒼空
(
あおぞら
)
の下に、白い日で暖く蒸す茱萸の実の、枝も
撓々
(
たわわ
)
な処など
朱日記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
撓々(たわわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
撓
漢検1級
部首:⼿
15画
々
3画
“撓”で始まる語句
撓
撓刀
撓曲
撓舟
撓垂
撓屈
撓柔
撓直
撓枉過中
“撓々”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎
幸田露伴