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たわわ
ふりがな文庫
“たわわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
撓
70.0%
嫋々
10.0%
撓々
10.0%
繞
10.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
撓
(逆引き)
というのは、そのすくすくと伸びた栗の木の枝には、なんと五寸釘のような
棘
(
とげ
)
をもったお祭り提灯のような巨大な
毬
(
いが
)
が、枝も
撓
(
たわわ
)
に成っているのである。
火星の魔術師
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
たわわ(撓)の例文をもっと
(7作品)
見る
嫋々
(逆引き)
淡紅色
(
ときいろ
)
紋絽
(
もんろ
)
の
長襦袢
(
ながじゆばん
)
の
裾
(
すそ
)
は
上履
(
うはぐつ
)
の
歩
(
あゆみ
)
に
緩
(
ゆる
)
く
匂零
(
にほひこぼ
)
して、
絹足袋
(
きぬたび
)
の雪に
嫋々
(
たわわ
)
なる
山茶花
(
さざんか
)
の開く心地す。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
たわわ(嫋々)の例文をもっと
(1作品)
見る
撓々
(逆引き)
李
(
すもも
)
でも色づかぬ
中
(
うち
)
は、実際
苺
(
いちご
)
と聞けば、
小蕪
(
こかぶ
)
のように
干乾
(
ひから
)
びた青い葉を束ねて売る、黄色な実だ、と思っている、こうした雪国では、
蒼空
(
あおぞら
)
の下に、白い日で暖く蒸す茱萸の実の、枝も
撓々
(
たわわ
)
な処など
朱日記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
たわわ(撓々)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
繞
(逆引き)
叉銃
(
さじゅう
)
して
叢
(
くさむら
)
に煙草を吹かしながら大
欠伸
(
あくび
)
をしたり、草原に寝転んでその辺に枝も
繞
(
たわわ
)
に実っている野生の
葡萄
(
ぶどう
)
に口を動かしたりしているのであった。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
たわわ(繞)の例文をもっと
(1作品)
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