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叉銃
ふりがな文庫
“叉銃”の読み方と例文
読み方
割合
さじゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さじゅう
(逆引き)
叉銃
(
さじゅう
)
して
叢
(
くさむら
)
に煙草を吹かしながら大
欠伸
(
あくび
)
をしたり、草原に寝転んでその辺に枝も
繞
(
たわわ
)
に実っている野生の
葡萄
(
ぶどう
)
に口を動かしたりしているのであった。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
舗石の上に鳴ってる
佩剣
(
はいけん
)
、多くの
叉銃
(
さじゅう
)
、砲口を町の方へ向けて発射するばかりになってる、兵営の前の大砲、それらのものに彼は憎悪の念をいだいていた。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
叉銃
(
さじゅう
)
や、動いてる銃剣や、
駐屯
(
ちゅうとん
)
している軍隊などが、そこに見えていた。しかし野次馬は一人もそれから先に出ていなかった。そこで交通がとだえていた。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
叉銃(さじゅう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“叉銃”の意味
《名詞》
戦場での休憩などで小銃三丁を三角錐のように組むこと。
(出典:Wiktionary)
“叉銃”の解説
叉銃(さじゅう)は、銃口付近を頂点に複数の銃を組み合わせ三角錐状に立てること。基本的に小銃が用いられ、その性質から主に軍隊で行われる。ドイツ語ではゲヴェーア・ピュラミーデ(Gewehrpyramide、小銃のピラミッド)と形容される。
(出典:Wikipedia)
叉
漢検準1級
部首:⼜
3画
銃
常用漢字
中学
部首:⾦
14画
“叉”で始まる語句
叉
叉手
叉枝
叉手網
叉杖
叉鬼
叉生
叉把
叉木
叉棒
“叉銃”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
橘外男
ロマン・ロラン
黒島伝治