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小腕
読み方 | 割合 |
こがいな | 50.0% |
こうで | 28.6% |
こかいな | 14.3% |
こがひな | 7.1% |
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突然、
爺様の背中へ
掴まると、手水鉢の
傍に、南天の実の
撓々と、霜に伏さった冷い
緋鹿子、
真白な
小腕で、どんつくの肩をたたくじゃないか。
承まはりしに馬喰町人殺は
別人なる由全く彦兵衞の
所業に非ず然るを家主八右衞門
熟々糺も仕つらず御所刑と致候段
殘念に
存小腕ながらも敵討を
その
尖は水に
潜って、亀の子は、ばくりと紐を
噛む、ト袖口を軽く
袂を絞った、
小腕白く雪を伸べた。が、
重量がかかるか、引く手に
幽に脈を打つ。
くわツと
逆上せて、
小腕に
引ずり
退けると、
水を
刎ねて、ばちや/\と
鳴つた。