“大金持”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおがねも88.2%
おおがねもち11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんとうに、毎日まいにちはたらいても、つまらないはなしだ。大金持おおがねもちになれはしないし、また、これという安楽あんらくもされない。ばかばかしいことだ。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれども、うまくずのばんをやりとおせば、そのたからものも手にはいって、貧乏人びんぼうにんでもたちまち大金持おおがねもちになれるのです。
左様さようさ、ず日本一の大金持おおがねもちになって思うさま金を使うて見ようと思いますと云うと、兄が苦い顔してしかったから、私が返問はんもんして
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
少しまとまったお金の這入はいった折など一時に大金持おおがねもちになったように喜びますけど、きにまた、そんなものの存在も忘れ、時とすると、自分の新聞社から受ける月給の高さえ忘れてるというふうです。