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大金持
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おおがねも
ふりがな文庫
“
大金持
(
おおがねも
)” の例文
ほんとうに、
毎日
(
まいにち
)
働
(
はたら
)
いても、つまらない
話
(
はなし
)
だ。
大金持
(
おおがねも
)
ちになれはしないし、また、これという
安楽
(
あんらく
)
もされない。ばかばかしいことだ。
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
けれども、うまく
寝
(
ね
)
ずの
番
(
ばん
)
をやりとおせば、その
宝
(
たから
)
ものも手にはいって、
貧乏人
(
びんぼうにん
)
でもたちまち
大金持
(
おおがねも
)
ちになれるのです。
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
なにっ、
大金持
(
おおがねも
)
ちになりたいだと?
諭吉
(
ゆきち
)
、おまえは、それでもさむらいの
子
(
こ
)
か。さむらいの
子
(
こ
)
というものは、お
金
(
かね
)
もうけなどかんがえてはならんぞ。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
それからというものは、
風
(
かぜ
)
でちりを
吹
(
ふ
)
きためるように、どんどんお
金
(
かね
)
がたまって、とうとう
大金持
(
おおがねも
)
ちになりました。
一本のわら
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
汽船
(
きせん
)
がこの
島
(
しま
)
に
着
(
つ
)
きました。その
船
(
ふね
)
には、
一人
(
ひとり
)
の
大金持
(
おおがねも
)
ちが
乗
(
の
)
っていましたが、
上陸
(
じょうりく
)
すると、
庭園
(
ていえん
)
の
主人
(
しゅじん
)
のところにやってきました。
花咲く島の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
「そうですね。まあ、
日本
(
にっぽん
)
一の
大金持
(
おおがねも
)
ちになって、おもうぞんぶんお
金
(
かね
)
をつかってみたいものですね。」
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
おかあさんは、この子がどうしてこんな
大金持
(
おおがねも
)
ちになったかを、ききますと、もうひとりのみにくいなまけものの子にも、おなじしあわせをさずからせてやりたいと思いました。
ホレおばあさん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
わずかの
間
(
ま
)
にくず
屋
(
や
)
は
大金持
(
おおがねも
)
ちになりました。
文福茶がま
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
世間
(
せけん
)
に、その
名
(
な
)
の
聞
(
き
)
こえたほどの
大金持
(
おおがねも
)
ちでありましたから、いい
医者
(
いしゃ
)
という
医者
(
いしゃ
)
は、いずれも一
度
(
ど
)
は
呼
(
よ
)
んで、みてもらいました。
金の魚
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
諭吉
(
ゆきち
)
や、
母
(
かあ
)
さんは、このあいだから、おまえにいってきかせようとおもっていたことがあります。おまえは、
兄
(
にい
)
さんに、なんになるつもりだときかれて、
大金持
(
おおがねも
)
ちになりたいとこたえましたね。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
姉
(
あね
)
は、これまでこんなことをいったものが、
幾人
(
いくにん
)
もありましたから、またかと
思
(
おも
)
いましたが、その
大尽
(
だいじん
)
というのは、
名
(
な
)
の
聞
(
き
)
こえている
大金持
(
おおがねも
)
ちだけに
港に着いた黒んぼ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
よく
世間
(
せけん
)
には、
小判
(
こばん
)
の
入
(
はい
)
った
大瓶
(
おおびん
)
を
掘
(
ほ
)
り
出
(
だ
)
したといううわさがあるが、
俺
(
おれ
)
も、なにかそんなようなものでも
掘
(
ほ
)
り
出
(
だ
)
さなければ、
大金持
(
おおがねも
)
ちとはならないだろう。
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「さあ、
宝
(
たから
)
を
掘
(
ほ
)
りあてて、
大金持
(
おおがねも
)
ちになるか、
貧乏
(
びんぼう
)
をして、
裸
(
はだか
)
になるか、
運
(
うん
)
だめしだ。
力
(
ちから
)
のつづくかぎりやってみよう。のるもそるも
人間
(
にんげん
)
の一
生
(
しょう
)
だからな。」
金が出ずに、なしの産まれた話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「これが、おれのものだったら、どんなに
大金持
(
おおがねも
)
ちになれるだろう……。」と、トム
吉
(
きち
)
は、
残念
(
ざんねん
)
がりました。
トム吉と宝石
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうど、この
船
(
ふね
)
の
中
(
なか
)
に、
南洋
(
なんよう
)
へいく、
大金持
(
おおがねも
)
ちが
乗
(
の
)
っていました。
金持
(
かねも
)
ちは、
大
(
おお
)
きな
腹
(
はら
)
を
抱
(
かか
)
えるように、ゆったりとした
足
(
あし
)
どりで、
甲板
(
かんぱん
)
の
上
(
うえ
)
へ
出
(
で
)
てきました。
船の破片に残る話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
大金持
(
おおがねも
)
ちになったといううわさをたてられているだけに、
明日
(
あす
)
から、また
田圃
(
たんぼ
)
へ
出
(
で
)
て、
草
(
くさ
)
を
取
(
と
)
る
気
(
き
)
にもなれず、
男
(
おとこ
)
は、二つの
仏像
(
ぶつぞう
)
をいまいましそうににらんで
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
大金持
(
おおがねも
)
ちが、どこかへいってしまうようなことはない。ちょっと
近所
(
きんじょ
)
へいったので、すぐに
帰
(
かえ
)
ってくるだろう。」といって、みんなは
家
(
うち
)
の
前
(
まえ
)
で
待
(
ま
)
っていました。
金の魚
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「もし、
私
(
わたし
)
が、
成功
(
せいこう
)
をして
大金持
(
おおがねも
)
ちになったら、きっとあなたの
町
(
まち
)
へたずねてゆきます。そして、あなたを、お
助
(
たす
)
けいたします。どうか、お
達者
(
たっしゃ
)
でいてください。」
トム吉と宝石
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
幸作
(
こうさく
)
は
夢
(
ゆめ
)
を
見
(
み
)
ました。それは、
買
(
か
)
った
小判
(
こばん
)
がほんとうの
金銀
(
きんぎん
)
の
小判
(
こばん
)
で、
自分
(
じぶん
)
は
大金持
(
おおがねも
)
ちになったという
夢
(
ゆめ
)
を
見
(
み
)
たのであります。
彼
(
かれ
)
は
驚
(
おどろ
)
きと
喜
(
よろこ
)
びから
目
(
め
)
をさましました。
金銀小判
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
大金持
(
おおがねも
)
ちだというけれど、もとは、みんな
貧乏
(
びんぼう
)
な
人
(
ひと
)
たちをできるだけ
安
(
やす
)
く
働
(
はたら
)
かして、もうけた
金
(
かね
)
なのだから、
考
(
かんが
)
えれば、
私
(
わたし
)
どもは、ちっともうらやましいことはないのさ。
万の死
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、この
男
(
おとこ
)
は、いつかだれ
知
(
し
)
らぬものがないほどの
大金持
(
おおがねも
)
ちとなったのであります。
船でついた町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この
島
(
しま
)
は、その
後
(
ご
)
、はたして、
大金持
(
おおがねも
)
ちのいったように
有名
(
ゆうめい
)
になりました。
花咲く島の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いま
二人
(
ふたり
)
は、こうして
同
(
おな
)
じように
貧乏
(
びんぼう
)
をしているが、これから、あちらの
町
(
まち
)
へ
着
(
つ
)
いて、あの
曲玉
(
まがたま
)
が、
宝石商
(
ほうせきしょう
)
に
売
(
う
)
られたら、そのときから、この
男
(
おとこ
)
は、もう
貧乏人
(
びんぼうにん
)
でなく、
大金持
(
おおがねも
)
ちになれるのだ。
トム吉と宝石
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、その
大金持
(
おおがねも
)
ちはいいました。
花咲く島の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“大金”で始まる語句
大金
大金儲
大金亭
大金字塔
大金屋
大金剛石
大金奉行
大金満家