“住込”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すみこ75.0%
すみこみ12.5%
すみこん12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慶蔵事十余年前麹町辺こうじまちへん通行の折拾ひ候処隠場所かくしばしょにこまり当山満行寺へ住込すみこみ候をさいわい、大木へ上り隠し置き候むね申立て候由。
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
されていのち辛々から/″\にげやつなり然れども少しは是にこりしと見え其後は惡き事もなさず中年にて奉公に住込すみこみ隨分身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其処そこの長屋を貸すと云うので、早速さっそく岡本と私とその長屋に住込すみこんで、両人自炊の世帯持しょたいもちになった、夫れから同行の原田は下谷したや練塀小路ねりべいこうじ大医たいい大槻俊斎おおつきしゅんさい先生の処へ入込いりこんだ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)