“砲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほう37.5%
はう12.5%
かか12.5%
つつ12.5%
つゝ12.5%
ひづつ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手持筒てもちづつの二サンチほうぐらいな鉄砲の弾丸たまが、ふいに、屋形船やかたのすぐ側へ落ちた。白い飛沫しぶきが、滝のように、ざっと、屋形の中へまでかかった。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この山を吾あゆむとき長崎の真昼まひるはうを聞きつつあはれ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
なお彼の眼と手とは動いて、そこにあったズックの布を引裂きにかかったが、ついに及ばず、そのズックの布をかかえたままその場にどっと転がった。
空中漂流一週間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
右の一層高くなっている麓に据えつけられた狙撃砲は、そのつつさきへ弾丸たまをつめこんで、村をめがけてぶっぱなした。
パルチザン・ウォルコフ (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
はしちてつゝおしならべ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
上の上の空でジュピター神のひづつが鳴る。