“砲車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はうしや66.7%
ほうしゃ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砲車はうしやは石を運ぶ台だと云つて作らせた。要するに此半年ばかりの間に、絃誦洋々げんしようやう/\の地が次第に喧噪けんさうと雑ざつたふとを常とする工場こうぢやうになつてゐたのである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
きなやむ砲車はうしやのあへぎ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
大地だいちをゆるがす砲車ほうしゃのきしりと、ビュン、ビュンとなく空中くうちゅうくような銃弾じゅうだんおとと、あらしのごとくそばをぎて、いつしかとおざかる馬蹄ばていのひびきとで、平原へいげん静寂せいじゃくやぶられ
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)