“砲車雲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうしゃうん50.0%
もとぐも50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この最後の大笑で砲車雲ほうしゃうんは全く打払ッたが、その代り手紙は何を読んだのだか皆無かいむわからない。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
しかも時刻の移るにしたがッて枝雲は出来る、砲車雲もとぐもひろがる、今にも一大颶風ぐふうが吹起りそうに見える。気が気で無い……
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)