“はうしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
砲車33.3%
放射16.7%
報捨16.7%
報謝16.7%
放赦16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きなやむ砲車はうしやのあへぎ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
みじかふゆはもうちかけて黄色きいろひかり放射はうしやしつゝ目叩またゝいた。さうして西風にしかぜはどうかするとぱつたりんでしまつたかとおもほどしづかになつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
毎日まいにち透徹とうてつしたそらをぢり/\ときしりながら高熱かうねつ放射はうしやしつゝあつたあまりにながひる時間じかんまうとして、そらからさうして地上ちじやうすべてがやうや變調へんてうていした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
おい、それだつても無銭たゞぢやあ不可いけねえよはゞかりながら神方万金丹しんぱうまんきんたん、一てふびやくだ、しくばひな、坊主ばうず報捨はうしやをするやうなつみつくらねえ、それともうだおまへいふことをくか
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
彼等かれらそと壁際かべぎはから麁朶そだの一つてものつた。舊暦きうれきの二ぐわつなかばると例年れいねんごと念佛ねんぶつあつまりがるのである。彼等かれらはそれが日輪にちりんたいする報謝はうしや意味いみしてるのでお天念佛てんねんぶつというてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
若夫もしそれ斬奸之徒は、其情をよみし、其実を不論あげつらはず、其実を推し、其名を不問とはずすみやか放赦はうしやせられよ。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)