トップ
>
放射
>
はうしや
ふりがな文庫
“
放射
(
はうしや
)” の例文
短
(
みじか
)
い
冬
(
ふゆ
)
の
日
(
ひ
)
はもう
落
(
お
)
ちかけて
黄色
(
きいろ
)
な
光
(
ひかり
)
を
放射
(
はうしや
)
しつゝ
目叩
(
またゝ
)
いた。さうして
西風
(
にしかぜ
)
はどうかするとぱつたり
止
(
や
)
んで
終
(
しま
)
つたかと
思
(
おも
)
ふ
程
(
ほど
)
靜
(
しづ
)
かになつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
毎日
(
まいにち
)
透徹
(
とうてつ
)
した
空
(
そら
)
をぢり/\と
軋
(
きし
)
りながら
高熱
(
かうねつ
)
を
放射
(
はうしや
)
しつゝあつた
日
(
ひ
)
も
餘
(
あま
)
りに
長
(
なが
)
い
晝
(
ひる
)
の
時間
(
じかん
)
に
倦
(
う
)
まうとして、
空
(
そら
)
からさうして
地上
(
ちじやう
)
の
凡
(
すべ
)
てが
漸
(
やうや
)
く
變調
(
へんてう
)
を
呈
(
てい
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
更
(
さら
)
にくすんだ
赭
(
あか
)
い
欅
(
けやき
)
の
梢
(
こずゑ
)
にも
微妙
(
びめう
)
な
色彩
(
しきさい
)
を
發揮
(
はつき
)
せしめて、
殊
(
こと
)
に
其
(
そ
)
の
間
(
あひだ
)
に
交
(
まじ
)
つた
槭
(
もみぢ
)
の
大樹
(
たいじゆ
)
は
此
(
これ
)
も
冴
(
さ
)
えない
梢
(
こずゑ
)
に
日
(
ひ
)
は
全力
(
ぜんりよく
)
を
傾注
(
けいちゆう
)
して
驚
(
おどろ
)
くべき
莊嚴
(
さうごん
)
で
且
(
か
)
つ
鮮麗
(
せんれい
)
な
光
(
ひかり
)
を
放射
(
はうしや
)
せしめた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“放射”の意味
《名詞》
放 射(ほうしゃ)
中心から線状のものを四方八方に放出すること。
電磁波や粒子線、重力波などを放出すること。あるいは、放出されたもの(=放射線)。
(出典:Wiktionary)
“放射”の解説
放射(ほうしゃ、en: radiation)は、粒子線(アルファ線、ベータ線など)や電磁波(光など)が放出されること、または放出された粒子線や電磁波そのものをいう。
(出典:Wikipedia)
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
射
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
“放射”で始まる語句
放射光
放射性
放射状
放射能
放射線状
放射式投石機