トップ
>
砲
>
ほう
ふりがな文庫
“
砲
(
ほう
)” の例文
手持筒
(
てもちづつ
)
の二
斤
(
サンチ
)
砲
(
ほう
)
ぐらいな鉄砲の
弾丸
(
たま
)
が、ふいに、
屋形船
(
やかた
)
のすぐ側へ落ちた。白い
飛沫
(
しぶき
)
が、滝のように、ざっと、屋形の中へまでかかった。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
響
(
ひゞき
)
は
遙
(
はる
)
かの
海上
(
かいじやう
)
に
當
(
あた
)
つて、
極
(
きは
)
めて
微
(
かす
)
かに——
實
(
じつ
)
に
審
(
いぶ
)
かしきまで
微
(
かすか
)
ではあるが、たしかに
砲
(
ほう
)
又
(
また
)
は
爆裂
(
ばくれつ
)
發火
(
はつくは
)
信號
(
しんがう
)
の
響
(
ひゞき
)
※
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
敵軍の偵察艦隊から、殆んど同時に、
真黄色
(
まっきいろ
)
な煙が上った。十門
宛
(
ずつ
)
の八
吋
(
インチ
)
砲
(
ほう
)
が、一斉に火蓋を切ったのだった。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
越中島の砲術調練場でも、パチパチと、豆を
煎
(
い
)
るような小銃の間に遠雷のような、八
斤
(
サンチ
)
砲
(
ほう
)
の音がしていた。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
若
(
も
)
し
漫々
(
まん/\
)
たる
海洋
(
かいやう
)
の
上
(
うへ
)
に
金銀
(
きんぎん
)
財寳
(
ざいほう
)
を
滿載
(
まんさい
)
せる
船
(
ふね
)
を
認
(
みと
)
めた
時
(
とき
)
には、
先
(
ま
)
づ
砲
(
ほう
)
又
(
また
)
は
衝角
(
しようかく
)
をもつて
一撃
(
いちげき
)
の
下
(
もと
)
に
其
(
その
)
船
(
ふね
)
を
撃沈
(
げきちん
)
し、
後
(
のち
)
に
潜水器
(
せんすいき
)
を
沈
(
しづ
)
めて
其
(
その
)
財寳
(
ざいほう
)
を
引揚
(
ひきあ
)
げる
相
(
さう
)
である。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
たとへ
非凡
(
ひぼん
)
の
手腕
(
しゆわん
)
ありとも
艦員
(
かんゐん
)
ならぬものが
砲
(
ほう
)
を
動
(
うご
)
かし、
銃
(
じう
)
を
發
(
はな
)
つ
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ないのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“砲”の意味
《名詞》
(ホウ)火器の中で弾丸を発射して相手を殺傷、破壊する大型の武器の総称。
(出典:Wiktionary)
“砲(
大砲
)”の解説
大砲(たいほう)は、火薬の燃焼力を用いて砲弾を高速で発射し、砲弾の運動量または砲弾自体の化学的な爆発によって、敵および構造物を破壊・殺傷する兵器の総称。、とも称す。
(出典:Wikipedia)
砲
常用漢字
中学
部首:⽯
10画
“砲”を含む語句
大砲
鉄砲
午砲
鉄砲玉
砲弾
鐵砲
砲兵工廠
砲火
号砲
砲艦
無鐵砲
肘鉄砲
鉄砲弾
鐵砲玉
砲丸
加農砲
空砲
砲車
砲術
砲塔
...