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水夫
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すいふ
ふりがな文庫
“
水夫
(
すいふ
)” の例文
ニールスのおじいさんは
水夫
(
すいふ
)
でした。そして、生きていたときは、カールスクローナのことをまいにちのように話してくれました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
と、かの若者は頭を下げ「私は四国の生れで
竹見太郎八
(
たけみたろうはち
)
という者です。この貨物船平靖号の
水夫
(
すいふ
)
をしています」
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
この方たちのお母さんは一
昨年
(
さくねん
)
没
(
な
)
くなられました。ええ、ボートはきっと
助
(
たす
)
かったにちがいありません、なにせよほど
熟練
(
じゅくれん
)
な
水夫
(
すいふ
)
たちが
漕
(
こ
)
いで、すばやく船からはなれていましたから
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
其
(
その
)
息子
(
むすこ
)
が
海蛇
(
うみへび
)
に
捕
(
と
)
られたといふのは、
生命
(
いのち
)
の
事
(
こと
)
ではなく、
實
(
じつ
)
は、
印度洋
(
インドやう
)
の
惡魔
(
あくま
)
と
世
(
よ
)
に
隱
(
かく
)
れもなき
海賊船
(
かいぞくせん
)
の
仲間
(
なかま
)
に
入
(
い
)
り、
血
(
ち
)
をすゝつて、海蛇
丸
(
まる
)
とかいへる
海賊船
(
かいぞくせん
)
の
水夫
(
すいふ
)
となつたのだ
相
(
さう
)
です。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
船長
(
せんちやう
)
の
命
(
めい
)
の
下
(
もと
)
に、
水夫
(
すいふ
)
は
一躍
(
いちやく
)
して
難
(
なん
)
に
赴
(
おもむ
)
き、
辛
(
から
)
うじて
法華僧
(
ほつけそう
)
を
救
(
すく
)
ひ
得
(
え
)
たり。
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
そこで、小人はすぐさま
物置
(
ものおき
)
のほうへかけていって、
棒
(
ぼう
)
を持ってくると、かごにかけ、ちょうど
水夫
(
すいふ
)
が
帆綱
(
ほづな
)
をよじのぼるようなぐあいに、スルスルとよじのぼっていきました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
嘆息
(
たんそく
)
と
共
(
とも
)
に
眺
(
なが
)
めて
居
(
を
)
ると、
更
(
さら
)
に
奇怪
(
きくわい
)
なるは、
其
(
その
)
端艇
(
たんてい
)
に
身
(
み
)
を
投
(
とう
)
じたる
一群
(
いちぐん
)
の
人
(
ひと
)
、それは
一等船客
(
いつとうせんきやく
)
でもなく、
二等船客
(
にとうせんきやく
)
でもなく、
實
(
じつ
)
に
此
(
この
)
船
(
ふね
)
の
最後
(
さいご
)
まで
踏止
(
ふみとゞま
)
る
可
(
べ
)
き
筈
(
はづ
)
の
水夫
(
すいふ
)
、
火夫
(
くわふ
)
、
舵手
(
かぢとり
)
、
機關手
(
きくわんしゆ
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
水夫
(
すいふ
)
ヤンの
写生画
(
しゃせいが
)
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“水夫”の意味
《名詞》
船乗り。船舶の乗組員。
日本海軍で水兵の旧称。
(出典:Wiktionary)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“水夫”で始まる語句
水夫長
水夫頭
水夫等
水夫楫主
水夫部屋