“半時”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はんとき87.1%
はんどき9.7%
はんじ3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成経 もう半時はんときすればはっきり見込みがつく。この島にまっすぐに来るとしても、到着するまでには二、三時はかかるだろうけれど。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
三月二十六日の四つ半時はんどき、時田は自宅に八人のものを呼んで命を伝へ、すぐに支度したくをして中屋敷に集合させた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
西洋せいやうにては一晝夜いつちうやを二十四に分つゆゑ、の一日本につぽんきう半時はんじなり。其半時そのはんじを六十にわかつて、これを一分時ぶんじ(ミニウト)といふ。またこの一分時ぶんじを六十にわけて一「セカンド」とふ。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)