“配慮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はいりょ33.3%
しんぱい16.7%
きあつかい16.7%
きづか16.7%
こころばせ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしの勉強に対する母の配慮はいりょが、わずかこの数語にきていることは、わたしも心得ているから、別に口答えをする必要はないと思った。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
軍艦ぐんかん種類しゆるいならばなに配慮しんぱいするにはおよばないが——しや——しや——とわたくしはふとあること想起おもひおこしたときおもはずも戰慄せんりつしたよ。
はい、お聞き下さいまし、と言わんとするを医師は制して、「物を言ったり、配慮きあつかいをしては、身体からだのために好くない。 ...
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ただ天にも地にも博士一人を力としいたりしに計らずも今回の不幸に際し、悲歎やる方なく、日は日もすがら、夜は夜もすがら父の身を配慮きづかいて泣き明かせるほどにて
月世界競争探検 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
我らを遇するに精一杯の配慮こころばせを尽したのではなかろうかと思われる。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)