“偏頭痛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へんずつう50.0%
へんとうつう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慢性偏頭痛へんずつうで、いつも首すじとこめかみに膏薬こうやくを貼っている下宿の小母おばさんを思い出した。私は彼女とはほとんど口をきいた記憶もない。
軍国歌謡集 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
或る朝は偏頭痛へんとうつうを感じてふでる氣力もなく、苛苛いらいらしい時を過した。それ等は私にとつては恐らく一生忘れがたところの、産みの苦しみだつた。
処女作の思い出 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)