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煙硝
ふりがな文庫
“煙硝”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えんしょう
77.8%
えんせう
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんしょう
(逆引き)
夜が明けると、相も変らず寄せ手の激しい攻撃が始まって、鉄炮の音、
煙硝
(
えんしょう
)
の匂、
法螺貝
(
ほらがい
)
、陣太鼓、
鬨
(
とき
)
の声などが一日つゞいていた。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
その世界では
煙硝
(
えんしょう
)
の
臭
(
にお
)
いの中で、人が働いている。そうして赤いものに
滑
(
すべ
)
って、むやみに
転
(
ころ
)
ぶ。空では大きな音がどどんどどんと云う。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
煙硝(えんしょう)の例文をもっと
(28作品)
見る
えんせう
(逆引き)
「間違ひはありません、それに音がすると、プーンと
煙硝
(
えんせう
)
の匂ひがして來ました。これは他の匂ひと間違へつこはありませんから」
銭形平次捕物控:262 綾の鼓
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ロレ さうした
過激
(
くわげき
)
の
歡樂
(
くわんらく
)
は、とかく
過激
(
くわげき
)
の
終
(
をはり
)
を
遂
(
と
)
ぐる。
火
(
ひ
)
と
煙硝
(
えんせう
)
とが
抱合
(
だきあ
)
へば
忽
(
たちま
)
ち
爆發
(
ばくはつ
)
するがやうに、
勝誇
(
かちほこ
)
る
最中
(
さなか
)
にでも
滅
(
ほろ
)
び
失
(
う
)
せる。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
煙硝(えんせう)の例文をもっと
(8作品)
見る
“煙硝(
硝石
)”の解説
硝石(しょうせき、nitre、niter、saltpeter)は、硝酸塩鉱物の一種。化学組成は(硝酸カリウム)、結晶系は斜方晶系。日本における古名は、消石、煙硝、焔硝、塩硝など。日本の歴史文献では「煙硝」や「焔硝」は硫黄や炭末を加えた黒色火薬を指すが、加賀藩では「塩硝」と呼ばれ五箇山産の硝石を意味するとされる。
(出典:Wikipedia)
煙
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
硝
常用漢字
中学
部首:⽯
12画
“煙硝”の関連語
焔硝
“煙硝”で始まる語句
煙硝庫
煙硝蔵
煙硝箱
煙硝玉
煙硝番
煙硝臭
煙硝爆破
煙硝庫御番
検索の候補
煙硝庫
煙硝蔵
煙硝玉
煙硝番
煙硝箱
煙硝臭
御煙硝蔵
煙硝爆破
煙硝庫御番
硝煙
“煙硝”のふりがなが多い著者
中里介山
内村鑑三
梅崎春生
吉川英治
中島敦
谷崎潤一郎
佐々木味津三
江戸川乱歩
夏目漱石
海野十三