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硝石
ふりがな文庫
“硝石”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうせき
87.5%
せうせき
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうせき
(逆引き)
しかし、
火薬
(
かやく
)
も
鉄砲
(
てっぽう
)
も、
当時
(
とうじ
)
まだ南海の
蛮船
(
ばんせん
)
から日本へ
渡来
(
とらい
)
したばかりで、
硝石
(
しょうせき
)
の
発火力
(
はっかりょく
)
も、今のような、はげしいものではない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
輸出品 ネパールへ輸出する品は羊毛、ヤクの尾、塩、
硝石
(
しょうせき
)
、
羊毛布
(
ようもうふ
)
等の種類です。西北方のシナ地方及びモンゴリヤ地方へ輸出するものは多く羊毛布の種類である。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
硝石(しょうせき)の例文をもっと
(7作品)
見る
せうせき
(逆引き)
「申松の投網のおもりを盜つたのさ、——
硝石
(
せうせき
)
や
硫黄
(
いわう
)
は生藥屋で賣つて居るが、素人の拵へる火藥は、弱いから本當の鐵砲には使はれないよ」
銭形平次捕物控:262 綾の鼓
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鐵砲足輕の娘が、見やう見眞似で、竹の鐵砲も作り、
硝石
(
せうせき
)
と
硫黄
(
いわう
)
と木炭末を混合して、幼稚な火藥も作れる筈ですが、その鐵砲と火藥で、自分を撃たせたのは、意味のないことです。
銭形平次捕物控:262 綾の鼓
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
硝石(せうせき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“硝石”の意味
《名詞》
天然に産出する硝酸カリウム。硝酸塩鉱物の一種。
(出典:Wiktionary)
“硝石”の解説
硝石(しょうせき、nitre、niter、saltpeter)は、硝酸塩鉱物の一種。化学組成は(硝酸カリウム)、結晶系は斜方晶系。日本における古名は、消石、煙硝、焔硝、塩硝など。日本の歴史文献では「煙硝」や「焔硝」は硫黄や炭末を加えた黒色火薬を指すが、加賀藩では「塩硝」と呼ばれ五箇山産の硝石を意味するとされる。
(出典:Wikipedia)
硝
常用漢字
中学
部首:⽯
12画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“硝”で始まる語句
硝子
硝子戸
硝子窓
硝子扉
硝子越
硝煙
硝子杯
硝子張
硝薬
硝子玉
“硝石”のふりがなが多い著者
河口慧海
ヴィクトル・ユゴー
下村湖人
中里介山
吉川英治
海野十三
野村胡堂