硝石しょうせき)” の例文
しかし、火薬かやく鉄砲てっぽうも、当時とうじまだ南海の蛮船ばんせんから日本へ渡来とらいしたばかりで、硝石しょうせき発火力はっかりょくも、今のような、はげしいものではない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
輸出品 ネパールへ輸出する品は羊毛、ヤクの尾、塩、硝石しょうせき羊毛布ようもうふ等の種類です。西北方のシナ地方及びモンゴリヤ地方へ輸出するものは多く羊毛布の種類である。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「また。ポチがいなくなったって。なあに、だいじょうぶ。硝石しょうせきなんか積んでいたモンパパ号とちがって、これは島なんだから、爆発する心配なんか、ありゃしないよ」
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
硝石しょうせきの精製所も出来ました。硫黄いおうの蒸溜所も出来上りました。機械類の磨き方は、鉄砲師の川崎長門ながとと国友松造という者が来て引受けました。水圧器の組立ても出来ました。
そこには、もう蝋鉢と擂古木すりこぎと消炭の壺とが、誠吉によって用意されていた。二人は先ず硝石しょうせきを擂り、次に硫黄を擂った。擂られた硝石と硫黄とはべつべつの紙に包まれて、大事に石の上に置かれた。
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
硝石しょうせき購入帳、煙火道図式、西洋薬品記録、仕上入倉簿しあげにゅうそうぼ、職方日誌、賃銀貸出覚え。
銀河まつり (新字新仮名) / 吉川英治(著)
硝石しょうせきをとるのよ」
銀河まつり (新字新仮名) / 吉川英治(著)