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硝石
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しょうせき
ふりがな文庫
“
硝石
(
しょうせき
)” の例文
しかし、
火薬
(
かやく
)
も
鉄砲
(
てっぽう
)
も、
当時
(
とうじ
)
まだ南海の
蛮船
(
ばんせん
)
から日本へ
渡来
(
とらい
)
したばかりで、
硝石
(
しょうせき
)
の
発火力
(
はっかりょく
)
も、今のような、はげしいものではない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
輸出品 ネパールへ輸出する品は羊毛、ヤクの尾、塩、
硝石
(
しょうせき
)
、
羊毛布
(
ようもうふ
)
等の種類です。西北方のシナ地方及びモンゴリヤ地方へ輸出するものは多く羊毛布の種類である。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
「また。ポチがいなくなったって。なあに、だいじょうぶ。
硝石
(
しょうせき
)
なんか積んでいたモンパパ号とちがって、これは島なんだから、爆発する心配なんか、ありゃしないよ」
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
硝石
(
しょうせき
)
の精製所も出来ました。
硫黄
(
いおう
)
の蒸溜所も出来上りました。機械類の磨き方は、鉄砲師の川崎
長門
(
ながと
)
と国友松造という者が来て引受けました。水圧器の組立ても出来ました。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
そこには、もう蝋鉢と
擂古木
(
すりこぎ
)
と消炭の壺とが、誠吉によって用意されていた。二人は先ず
硝石
(
しょうせき
)
を擂り、次に硫黄を擂った。擂られた硝石と硫黄とはべつべつの紙に包まれて、大事に石の上に置かれた。
次郎物語:01 第一部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
▼ もっと見る
硝石
(
しょうせき
)
……十二オンス
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
硝石
(
しょうせき
)
購入帳、煙火道図式、西洋薬品記録、
仕上入倉簿
(
しあげにゅうそうぼ
)
、職方日誌、賃銀貸出覚え。
銀河まつり
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
硝石
(
しょうせき
)
をとるのよ」
銀河まつり
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“硝石”の意味
《名詞》
天然に産出する硝酸カリウム。硝酸塩鉱物の一種。
(出典:Wiktionary)
“硝石”の解説
硝石(しょうせき、nitre、niter、saltpeter)は、硝酸塩鉱物の一種。化学組成は(硝酸カリウム)、結晶系は斜方晶系。日本における古名は、消石、煙硝、焔硝、塩硝など。日本の歴史文献では「煙硝」や「焔硝」は硫黄や炭末を加えた黒色火薬を指すが、加賀藩では「塩硝」と呼ばれ五箇山産の硝石を意味するとされる。
(出典:Wikipedia)
硝
常用漢字
中学
部首:⽯
12画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“硝”で始まる語句
硝子
硝子戸
硝子窓
硝子扉
硝子越
硝煙
硝子杯
硝子張
硝薬
硝子玉