“擂古木”の読み方と例文
読み方割合
すりこぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこには、もう蝋鉢と擂古木すりこぎと消炭の壺とが、誠吉によって用意されていた。二人は先ず硝石しょうせきを擂り、次に硫黄を擂った。擂られた硝石と硫黄とはべつべつの紙に包まれて、大事に石の上に置かれた。
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)