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焔硝
ふりがな文庫
“焔硝”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えんしょう
75.0%
えんせう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんしょう
(逆引き)
「それ、焼討ちにかかれ」と、河の南北からわたって、
焔硝
(
えんしょう
)
、枯れ柴、
油弾
(
ゆだん
)
などを仮城へ投げかけ、河には油を流して火をかけた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
馬烟
(
うまげむり
)
や
鬨
(
とき
)
の声、
金鼓
(
きんこ
)
の乱調子、
焔硝
(
えんしょう
)
の香、鉄と火の世の中に生れて来た
勝
(
すぐ
)
れた魂魄はナマヌルな魂魄では無い、皆いずれも火の玉だましいだ
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
焔硝(えんしょう)の例文をもっと
(15作品)
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えんせう
(逆引き)
併
(
しか
)
し此の居候のお蔭で将門は段〻罪を大きくした。興世王の言を聞くと、もとより
焔硝
(
えんせう
)
は
沢山
(
たくさん
)
に
籠
(
こも
)
つて居た
大筒
(
おほづゝ
)
だから、口火がついては
容赦
(
ようしや
)
は無い。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
受けて、
焔硝
(
えんせう
)
を使ふ商賣だ。どんな小さい玉一つだつて、外へ紛れ出て、それで濟むといふものぢやない、——と、鍵屋の親爺はカン/\になつて居ましたよ
銭形平次捕物控:220 猿蟹合戦
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
焔硝(えんせう)の例文をもっと
(5作品)
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“焔硝(
硝石
)”の解説
硝石(しょうせき、nitre、niter、saltpeter)は、硝酸塩鉱物の一種。化学組成は(硝酸カリウム)、結晶系は斜方晶系。日本における古名は、消石、煙硝、焔硝、塩硝など。日本の歴史文献では「煙硝」や「焔硝」は硫黄や炭末を加えた黒色火薬を指すが、加賀藩では「塩硝」と呼ばれ五箇山産の硝石を意味するとされる。
(出典:Wikipedia)
焔
漢検準1級
部首:⽕
11画
硝
常用漢字
中学
部首:⽯
12画
“焔硝”の関連語
煙硝
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焔硝樽
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硫黄焔硝
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ニコライ・ゴーゴリ
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江戸川乱歩