“えんせう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
煙硝53.3%
焔硝33.3%
烟硝6.7%
焔焼6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロレ さうした過激くわげき歡樂くわんらくは、とかく過激くわげきをはりぐる。煙硝えんせうとが抱合だきあへばたちま爆發ばくはつするがやうに、勝誇かちほこ最中さなかにでもほろせる。
受けて、焔硝えんせうを使ふ商賣だ。どんな小さい玉一つだつて、外へ紛れ出て、それで濟むといふものぢやない、——と、鍵屋の親爺はカン/\になつて居ましたよ
別れた日には男の白い手に烟硝えんせうのしめりが沁み込んでゐた
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
大ドロ/\で幽霊が出るに就て、お定まりのカケ焔焼えんせうけむりを出すなんか古い、化学作用で奇抜な煙を出す。
硯友社と文士劇 (新字旧仮名) / 江見水蔭(著)