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曳々
ふりがな文庫
“曳々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えいえい
80.0%
えい/\
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えいえい
(逆引き)
素鼠縮緬
(
すねずみちりめん
)
の
頭巾被
(
づきんかぶ
)
れる婦人は
樺色無地
(
かばいろむじ
)
の
絹臘虎
(
きぬらつこ
)
の
膝掛
(
ひざかけ
)
を
推除
(
おしの
)
けて、
駐
(
と
)
めよ、返せと
悶
(
もだ
)
ゆるを、
猶
(
なほ
)
聴かで
曳々
(
えいえい
)
と
挽
(
ひ
)
き行く
後
(
うしろ
)
より
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
近間な距離ながら時間を要したこというまでもなく、
曳々
(
えいえい
)
として人馬はすでに戦っているに等しい
呼吸
(
いき
)
だった。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
曳々(えいえい)の例文をもっと
(4作品)
見る
えい/\
(逆引き)
また
其
(
それ
)
がために
勢
(
いきほひ
)
を
増
(
ま
)
し、
力
(
ちから
)
を
得
(
う
)
ることは、
戰
(
たゝかひ
)
に
鯨波
(
とき
)
を
擧
(
あ
)
げるに
齊
(
ひと
)
しい、
曳々
(
えい/\
)
!と
一齊
(
いつせい
)
に
聲
(
こゑ
)
を
合
(
あ
)
はせるトタンに、
故郷
(
ふるさと
)
も、
妻子
(
つまこ
)
も、
死
(
し
)
も、
時間
(
じかん
)
も、
慾
(
よく
)
も、
未練
(
みれん
)
も
忘
(
わす
)
れるのである。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
曳々(えい/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
曳
漢検準1級
部首:⽈
6画
々
3画
“曳々”で始まる語句
曳々声
曳々聲
“曳々”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花
吉川英治