“えいえい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
曳々40.0%
営々20.0%
營營10.0%
瑩瑩10.0%
穎鋭10.0%
霙々10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舳櫓ともろ船子ふなこは海上鎮護ちんごの神の御声みこえに気をふるい、やにわにをば立直して、曳々えいえい声をげてしければ
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
残れる雪の夥多おびただしきが泥交どろまじりに踏散されたるを、くだんの車は曳々えいえい挽上ひきあげて、取着とつき土塀どべい由々ゆゆしく構へて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
生れて以来、幸福らしい幸福にも恵まれず、営々えいえいとして一所懸命何かを積み重ねて来たのだが、それも何もかも泥土でいどにうずめてしまう。
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
営々えいえいかつ営々。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
苦力達クウリイたち營營えいえいはたらくく、をんな——細君さいくんひたいために、ばくちをしたいために、阿片あへんひたいために。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
四望生眩総瑩瑩 四望しぼうげんしょうじてすべ瑩瑩えいえいたり
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
穎鋭えいえいにして以てこれを理にしょくす、ままはっして文をす、水のいて山のづるが如し
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
凝重ぎょうちょう穎鋭えいえいの二句、老先生眼裏がんりの好学生を写しいだきたってしん有り。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
南日君も今頃は八ヶ岳に登っている筈なので、遠く其方面に眼を放ったが、八ヶ岳は勿論北アルプスの大嶺は、霙々えいえいたる雲海の下に沈んで、終に一度も孱顔さんがんを顕わさないのは残念であった。
奥秩父の山旅日記 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)