“四望”の読み方と例文
読み方割合
しぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「大丈夫鳴きます。あの鳴き声は昼でも理科大学へ聞えるくらいなんですから、深夜闃寂げきせきとして、四望しぼう人なく、鬼気はだえせまって、魑魅ちみ鼻をさいに……」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
四望生眩総瑩瑩 四望しぼうげんしょうじてすべ瑩瑩えいえいたり
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)