“茶菓”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さか50.0%
ちゃか25.0%
さくわ16.7%
ちやくわ8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“茶菓”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本4.2%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.4%
文学 > 中国文学 > 小説 物語0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
主人からそれぞれに紹介されて、例のごとくに茶菓さかが出る。来会者もこれで揃ったという時に、青蛙堂主人は一礼して今日こんにち挨拶あいさつに取りかかった。
ふたりがりっぱなものでおおわれた丸テーブルをはさんで、安楽イスに腰をおろしますと、待ちかまえていたように、べつのボーイが茶菓さかを運んできました。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
このうつわは大名と多紀法印とに茶菓ちゃかを呈する時に限って用いたそうである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
こう考える主人は、ときどきそれとなくおくまねいで茶菓ちゃかなどをあたえ、種々しゅじゅ会話かいわをこころみるけれど、かれが心面しんめんになんらのひびきを見いだしえない。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
自分は海岸通りのホテルに茶菓さくわあぢはつたのち、汽車で東京に帰つた。
海洋の旅 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
その後はたゞ階下でかなでられるピアノかハァプの響きや、召使長や給仕が往來する足音や、茶菓さくわが渡される時のコップや茶碗の響や、客間の扉が開閉する時の切れ/″\の話聲などに耳を澄ますことであつた。
さて茶菓ちやくわ饗應きやうおうむと、りようた。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)