“ちゃか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
茶化76.9%
茶菓23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半ば茶化ちゃかしたような調子で答えたが、それがゆとりのある茶化し方ではなく、むしろきょをつかれて、どぎまぎした醜態しゅうたいをかくすための苦しい方便でしかなかったことは
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
……曠古こうこの大事業……空前の強敵……絶後の怪事件……そんなものに取巻かれて、嘘か本当か自殺の決心までさせられながら、それをかたぱしから茶化ちゃかしてしまっている。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
茶菓ちゃかを運ぶボーイの顔がどんなであったやら、そんなことは少しもおぼえていない。
忘れえぬ人々 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)