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茶菓
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ちゃか
ふりがな文庫
“
茶菓
(
ちゃか
)” の例文
こう考える主人は、ときどきそれとなく
奥
(
おく
)
へ
招
(
まね
)
いで
茶菓
(
ちゃか
)
などをあたえ、
種々
(
しゅじゅ
)
会話
(
かいわ
)
をこころみるけれど、かれが
心面
(
しんめん
)
になんらのひびきを見いだしえない。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
この
器
(
うつわ
)
は大名と多紀法印とに
茶菓
(
ちゃか
)
を呈する時に限って用いたそうである。茝庭の
後
(
のち
)
は
安琢
(
あんたく
)
が
嗣
(
つ
)
いだ。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
茶菓
(
ちゃか
)
を運ぶボーイの顔がどんなであったやら、そんなことは少しも
憶
(
おぼ
)
えていない。
忘れえぬ人々
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
菓
常用漢字
中学
部首:⾋
11画
“茶菓”で始まる語句
茶菓子