青蛙堂は小石川の切支丹坂、昼でも木立ちの薄暗いところにある。広東製の大きい竹細工の蝦蟆を床の間に飾ってあるので、主人みずから青蛙堂と称している。蝦蟆は三本足で、支那の一部に崇拝される青蛙神を模造したものである。 この青蛙堂の広間で、俳句や書 …
著者 | 岡本綺堂 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
ジャンル | 文学 > 中国文学 > 小説 物語 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約5分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約9分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
一目
方々
末流
件
一々
逸事
輪郭
趁
蝦蟆
蒙
茶菓
翻案
筈
瀟々
水源
書画
更
曖昧
隣邦
専
今日
六朝
判
前清
剽窃
取捨
因
子細
支那
左様
広東
往々
御
志怪
拠
挨拶
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