“翻案”の読み方と例文
旧字:飜案
読み方割合
ほんあん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これも『捜神記』と同様に、早くわが国に渡来して居りますので、その翻案ほんあんがわが文学の上にもしばしばあらわれて居ります。
私は少年時代、三津木春影の翻案ほんあんで、ルブランの「813」を読んだとき、はじめてこのトリックにぶっつかり、たまらない面白さを感じた。
探偵小説の「謎」 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
ほとんどみな支那小説の影響をこうむっていない物はないと言ってもよろしいくらいで、わたくしが一々いちいち説明いたしませんでも、これはなんの翻案ほんあんであるか、これはなんの剽窃ひょうせつであるかということは