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翻倒
ふりがな文庫
“翻倒”の読み方と例文
読み方
割合
ほんとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんとう
(逆引き)
三面から
翻倒
(
ほんとう
)
して来る水が、この谷に溢れ返る時の怖ろしさも、相当に
峡東
(
こうとう
)
の地理の心得のある竜之助にとっては、理解ができないでもありません。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ようやく、船底が洲を離れたと思うと、今度は昨夜以上の烈風が吹き出してきて、
諸船
(
もろぶね
)
はみな虚空に
飛揺
(
ひよう
)
し、波は船楼を砕き人を
翻倒
(
ほんとう
)
し、何しろ物凄い夜となってきた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
翻倒(ほんとう)の例文をもっと
(2作品)
見る
翻
常用漢字
中学
部首:⽻
18画
倒
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“翻”で始まる語句
翻
翻弄
翻然
翻訳
翻筋斗
翻々
翻身
翻案
翻江蜃
翻意
“翻倒”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治