“潤(しと)” の例文
夏、夏、夏の薄暮は何時もアーク燈の光のやうに薄紫の涙に濡れ潤(しと)つたやるせない寂しい微光の氛囲気を私の心の周囲(まはり)にかたちづくる。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)