“潤色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅんしょく87.5%
じゆんしよく12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十九になる息子と、十八になる娘の恋患いの話などは、どう潤色じゅんしょくしたところで、大の男の話の種にはなりそうもありません。
文学ならば人聴ひとぎきい。これなら左程ぜにらぬ。私は文学を女の代りにして、文学を以って堕落を潤色じゅんしょくしていたのだ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
江戸八百八町にバラかれてゐる下つ引や手先から集まつた資料が、八五郎の口から、少しばかり誇張されたり潤色じゆんしよくされたり、面白可笑しく編輯されて、平次の耳へ傳わつて來るのです。