“潤味”の読み方と例文
読み方割合
うるみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの時分やや小太りに肥えて居た女は、神々こうごうしいまでせて、すッきりとして、睫毛まつげの長い潤味うるみを持った円いまなこが、ぬぐうがごとくにえ返り、男を男とも思わぬような凜々りりしい権威さえそなえている。
秘密 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
しゆにばみ星のごと潤味うるみ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)