“刪潤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんじゆん50.0%
さんじゅん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漫（みだ）りに批評に長ぜりと稱せられたるは、また我詩稿を刪潤（さんじゆん）せんと欲し、我に一枚づゝ寫して呈せんことを求めたり。
即興詩人 (旧字旧仮名) ／ ハンス・クリスチャン・アンデルセン(著)
斯く改めたる作、他日よそ人に譽めらるゝ時は、ハツバス・ダアダアは必ずおのれが刪潤（さんじゆん）せしを告ぐ。
即興詩人 (旧字旧仮名) ／ ハンス・クリスチャン・アンデルセン(著)
大体の筋さえ通れば勝手に省略したり刪潤（さんじゅん）したり、甚だしきは全く原文を離れて梗概（こうがい）を祖述したものであった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) ／ 内田魯庵(著)