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世捨人
ふりがな文庫
“世捨人”の読み方と例文
読み方
割合
よすてびと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よすてびと
(逆引き)
「あなたが、そんなひどい人だとは思わなかった。悟りすました
世捨人
(
よすてびと
)
の様な顔をしていて、その実恐しい悪党だったのね」
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
しかし、幸村自身は
伝心月叟
(
でんしんげっそう
)
と
世捨人
(
よすてびと
)
めかして、草庵に質素な生活をしていたし、そんな莫大な金を
費
(
つか
)
う途はない。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
歌
(
うた
)
詠
(
よ
)
む人の方便とのみ思ひ居し戀に惱みしと言ふさへあるに、木の
端
(
はし
)
とのみ嘲りし
世捨人
(
よすてびと
)
が現在我子の願ならんとは、左衞門
如何
(
いか
)
でか驚かざるを得べき。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
世捨人(よすてびと)の例文をもっと
(10作品)
見る
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
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