“使徒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しと75.0%
つかい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いいえ二官殿ばかりでなく、日本へ渡って鬼となった羅馬の使徒しとの幾十人の霊が、みな天国でどよみをあげて欣びましょう
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし、ニールスはあとになってからも、段々だんだんのある破風はふだけは思いだすことができました。そこには、キリストと使徒しとぞうが、安置あんちされていました。
……そうして両手に灯火あかりを捧げ、先頭に立って歩いておりました白衣白髪の老人が神の使徒つかいでございます。そうしてそれこそわたしの父直江蔵人でございます
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
やっぱり神の使徒つかいというだけのものはある——などと。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)