“シタ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:した
語句割合
53.3%
13.3%
為立13.3%
尖舌6.7%
6.7%
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「モ、モ、モシ、……シタカタ。……オタスクダサアイ。……ガチギレソーダ。……アア……チル、……チル……」
女『アノナハーン、アェヅダケァガナハーン、昨日キノナスアレー、シタアナーハン。』
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
ヒダを作るのにを持つた女などが、何でもないことで、とりわけ重宝がられた。袖の先につける鰭袖ハタソデを美しく為立シタてゝ、其に、珍しい縫ひとりをする女なども居た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
青じろい尖舌シタを出すことをかんがへてるぞ
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
また青じろい尖舌シタを出す
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
其が、王朝文学の跡をシタうて来た連歌師・俳諧師等の慣用語にまで、這入つて行つた。季題の「祭り」を夏と部類する事は、後世地方の習慣から見れば、気分的に承けにくい。
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
北京ホッケイ盧俊儀ロシュンギハ善人ナリ 衆望 人ノミナシタウ所ナリ。然ルニ 賄賂ワイロニ毒セラレタル官コレヲ捕エテ カエッテ淫婦奸夫ヲ殺サズ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)