“鄭暁”の読み方と例文
読み方割合
ていぎょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孝孺のこのげんてらせば、鄭暁ていぎょうの伝うるところ、実にむなしからざる也。四箴ししんの序のうちの語に曰く、天にがっして人に合せず、道に同じゅうして時に同じゅうせずと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
これ鄭暁ていぎょう方先生伝ほうせんせいでんもとづく)まことしかり、孝孺の志すところの遠大にして、願うところの真摯しんしなる、人をして感奮せしむるものあり。雑誡の第四章に曰く、学術のなるは、四蠹しとこれを害すればなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)