“女皇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょこう28.6%
ぢよわう28.6%
ぢよくわう28.6%
じょおう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カーライルが始めて女皇じょこうに謁した時、宮廷の礼にならわぬ変物へんぶつの事だから、先生突然どうですと云いながら、どさりと椅子へ腰をおろした。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
大分だいぶん以前の話だが、独帝カイゼルには伯母さんに当る英国のヸクトリア女皇ぢよわうくなられて、葬儀の日取が電報で独帝カイゼルもとしらされて来た事があつた。
その一部に※クトリヤ女皇ぢよくわうと先帝との戴冠式に用ひられた宝冠や、宝石と貴金属で華麗を尽した沢山たくさん花環はなわやが陳列されてゐる。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
むかしのことでありました。あるちいさなくに女皇じょおう二人ふたりのおさまがありました。あねいもうともともにうつくしいうえに、りこうでありました。
黒い塔 (新字新仮名) / 小川未明(著)