“じょこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
徐晃38.1%
女工14.3%
徐行14.3%
女皇9.5%
如皐9.5%
如行4.8%
徐光4.8%
徐康4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同時に、徐晃じょこうは駈け寄りざま、馬袍うまひたたれをすくい取って、自分の背なかに打ちかけ、馬をとばして直ぐ馳せ戻り、楼の台上を仰いで
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また、工場こうじょうまどからはあおふく職工しょっこうさんやしろいエプロンの女工じょこうさんたちが、かおして、ハンカチをるもの、げるもの、とおくからこちらまでひびくように
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
運転手は私の奇妙な言葉に、あっけにとられた様であったが、でも、車を徐行じょこうさせながら、素直に両手の手袋をとって、私に手渡してくれた。
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
仏蘭西ばかりでありません、英国でも前のヴィクトリヤ女皇じょこうが自ら宮中に養鶏所を設けられて国民一般に家庭の養鶏を契励せられました故近来は大層さかんになりました。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
狂言作者には河竹新七、次で瀬川如皐じょこうがある。新七は元の柴晋助しばしんすけである。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
梅が香やにわとり寝たる地のくぼみ 如行じょこう
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
三国ののとき、徐光じょこうという者があって、市中へ出て種々の術をおこなっていた。
その老母は、彼の弟徐康じょこうの家におりましたが、その弟も、近ごろ夭折わかじにしたので、朝夕親しく老母に孝養する者がいないわけです。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)