“徐晃”の読み方と例文
読み方割合
じょこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曹操の中軍も、徐晃じょこうの先鋒も、目ざましく進出した。何十万とも知れぬ大軍はいまや山野に満ちてひたひたと関羽の陣に迫っている。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
同時に、徐晃じょこうは駈け寄りざま、馬袍うまひたたれをすくい取って、自分の背なかに打ちかけ、馬をとばして直ぐ馳せ戻り、楼の台上を仰いで
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
南門にいた陳宮は、「南門を、死場所に」と、防戦に努めていたが、曹操麾下きかの勇将徐晃じょこうに出会って、彼もまた、捕虜の一人となってしまった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)