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四方八方
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しほうはっぽう
ふりがな文庫
“
四方八方
(
しほうはっぽう
)” の例文
オンドリはねつくまえに、もういちど
四方八方
(
しほうはっぽう
)
を見まわしました。すると、遠くのほうに、火がちらちらしているように見えました。
ブレーメンの音楽師
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
テントのてっぺんからは
四方八方
(
しほうはっぽう
)
へ、赤と青の
電灯
(
でんとう
)
の
綱
(
つな
)
がはりわたされて、それが
湖
(
みずうみ
)
から
吹
(
ふ
)
いて来る夜風にゆらりゆらりとゆれかがやいています。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
連絡の電波は、
四方八方
(
しほうはっぽう
)
にみだれとんで、金属Qの行方をたずねまわる。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ポンポン、その
音
(
おと
)
は
遠
(
とお
)
くで
涯
(
はて
)
しなくこだまして、たくさんの
雁
(
がん
)
の
群
(
むれ
)
は
一
(
いっ
)
せいに
蒲
(
がま
)
の
中
(
なか
)
から
飛
(
と
)
び
立
(
た
)
ちました。
音
(
おと
)
はなおも
四方八方
(
しほうはっぽう
)
から
絶
(
た
)
え
間
(
ま
)
なしに
響
(
ひび
)
いて
来
(
き
)
ます。
狩人
(
かりうど
)
がこの
沢地
(
たくち
)
をとり
囲
(
かこ
)
んだのです。
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
おかあさんヤギが、オオカミのようすを
四方八方
(
しほうはっぽう
)
からながめてみますと、ふくれあがったおなかのなかで、なにかがぴくぴくうごいています。
オオカミと七ひきの子ヤギ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
▼ もっと見る
こうしてねているあいだに、お城の人たちがやってきて、
四方八方
(
しほうはっぽう
)
から仕立屋さんをながめまわしました。そして、
帯
(
おび
)
に「ひと
打
(
う
)
ちで七つ」と書いてあるのを読みました。
いさましい ちびの仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
仕立屋
(
したてや
)
さんはそのテーブルを
四方八方
(
しほうはっぽう
)
からじろじろながめていましたが
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“四方八”で始まる語句
四方八面