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豈夫
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よもや
ふりがな文庫
“
豈夫
(
よもや
)” の例文
打明
(
うちあけ
)
て頼みなば
假令
(
たとへ
)
日常
(
ふだん
)
は
左
(
と
)
も
右
(
かく
)
も
切
(
きる
)
に切れぬ親子の中
豈夫
(
よもや
)
餘事
(
よそごと
)
とは見過ごすまじ是も母への孝行なれば出來ぬ迄も一
應
(
おう
)
相談致すべしと心を決し母の機嫌を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
以て
不行跡
(
ふぎやうせき
)
に及ぶ事言語に
絶
(
た
)
えたる不屆なり汝は浪人か併し住所は何方なるや
豈夫
(
よもや
)
住所は有まじ
無宿
(
むしゆく
)
であろうなと尋ねらるゝに藤五郎は越前守殿の心を悟らず
否々
(
いな/\
)
拙者儀は
斯
(
かく
)
砂利
(
じやり
)
の上に於て御吟味を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
書
(
かき
)
て
遣
(
つか
)
はしたる事ゆゑ
早速
(
さつそく
)
には思ひ出さず
暫時
(
しばし
)
考へしが
漸々
(
やう/\
)
の事にて江戸より弟が來りしかと心付
俄
(
には
)
かに
周章
(
あわたゞ
)
しく出來り見るに年こそ
寄
(
より
)
たり弟の長兵衞に
相違
(
さうゐ
)
なき故清兵衞は大いに
悦
(
よろこ
)
び是は/\長兵衞能こそ來て呉しなり
豈夫
(
よもや
)
今年の中に來ては
呉
(
くれ
)
まじと思ひ居たりしに能も/\
遠路
(
ゑんろ
)
の所を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
豈
漢検1級
部首:⾖
10画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“豈”で始まる語句
豈
豈計
豈図
豈料
豈且
豈天
豈斗
豈然
豈特